堺市西区 歯科 歯医者

今日は朝から診療所でwebで講習会を受講。

歯科治療の内容も複数の分野があり、審美歯科であったりインプラントであったり、歯周外科、義歯など様々ですが、日々の講習会や勉強会の内容は偏らないように意識してます。

得意なものや興味がある分野に、
例えば
数学と英語は興味があるのですが、国語の古文は苦手だな…といって避けてしまうことのないように。

ただ得意なことや興味がある内容の時はよりモチベーションが高くなるものです。

今日の内容はエンドドンティクス。
「歯の根の中の神経の管の治療」のことです。

過去に神経を抜いて被せ物を入れたのに、歯茎が腫れてきたとか、膿が出てきたなどの不快症状が原因となり、 またかぶせを外して根管治療のやり直しという経験はありませんか？

根管治療が再治療となる理由の一つには根管の形態の複雑さが挙げられます。
神経の管は迷路のように入り組んでいることが多く、しかも細いので全てを直視することは不可能です。
細い器具を使ってその管の中をキレイにし、洗浄剤で洗って、またキレイにしては洗浄して
の繰り返しで根っこの掃除を進めていきます。

そういう根管の複雑さと手技の難しさが根管治療の成功率を下げる原因となっています。

しかし
最近は難しい根管に対応できるように器具や薬剤も進化しており
それらをうまく使いこなすことにより成功率をあげることができるようになってきてます。

日々の診療に還元できるよう引き続き研鑽します。