古くなった被せ物を治したい

「過去に治療した前歯の見た目が気になるので治したい」との主訴で来院されたケースです。

変色した被せ物(前装冠)

こちらはレジン前装冠という保険の被せ物ですが、色が茶色に変わってきてさらに根元が黒くなってきて、綺麗にしたいとご希望で来院されました。

保険適応のレジン前装冠というのは内面は金属で、その表面にレジン(プラスチック)が貼り付けてある構造となっています。

プラスチック部分の経年劣化

被せ物の表面の白い部分はプラスチックなので、色素や唾液などを吸収しやすく、年数が経てば経つほど黄色っぽく、くすんだように変色し、表面の光沢が失われていきます。

歯と歯茎の境目の変色(ブラックマージン)

被せ物の内面が金属であるため、歯周病などの歯肉退縮がおこると金属部分が露出して黒い部分がみえるようになったり、金属が沈着して歯茎が黒ずんでしまう場合があります。

メンテナンスをしっかりおこなう

例えばプラスチック製の容器にカレーを入れて、洗わないでそのままにしておくことを繰り返すとプラスチック容器自体が少しづつ変色してしまいます。レジンといわれるプラスチックも同じことがいえて、歯のクリーニングを行いできるだけ綺麗な状態を維持し続けることで変色を抑えることができます。また歯周病の進行により、歯肉退縮して金属部分が見えてきてしまうことも予防することができます。

変色しない素材にする

レジンはプラスチックなので、経年的な劣化はどうしてもおこってしまいます。セラミックのような変色しない素材に被せ変えると白い部分の変色がなくなります。またセラミックには金属が含まれていない為、歯と歯茎の境目から金属が見えてくるのを防げたり、金属が歯肉に沈着して歯茎が黒ずんでくることも防ぐことができます。

【主訴】過去に治療した前歯の被せもの見た目が気になるので綺麗に治したい。

【治療内容】左上1セラミッククラウン修復+ファイバーコア

【治療回数】3回 

歯科治療前後のセラミッククラウン

セラミックの特徴はレジンのような経年的な変色がなく、表面が滑沢であることが挙げられます。

そのため素材としての滑沢さからプラークが付着しにくいのが特徴です。

デメリットは保険適応外治療となることが挙げられます。

セラミック治療も様々な種類がありますので、分からないことやお悩みのある方はお気軽にご相談下さい。   

堺市西区の上野芝はやし歯科は土曜日も診療している津久野駅や上野芝駅から通える歯医者です。無料駐車場を5台完備しておりますので、お車でもお気軽にご来院頂けます。
またネット予約にも対応しておりますので、お気軽にご利用下さい。

堺市西区の上野芝はやし歯科では虫歯治療、小児歯科治療などの一般歯科診療から「審美歯科(セラミック治療)」、ホワイトニングを始め、インプラント、バネのない入れ歯(ノンクラスプデンチャー)まで様々な歯科診療に対応しております。
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