親知らず。
前から数えて8番目の位置にある奥歯の中でも一番後ろの歯。
この歯がどうしてよくトラブルを引き起こすのか?
それは親知らずが生えてくるだけのスペースが不足している場合が多く、斜めに生えていたり、歯茎の中に半分埋もれていたりして磨き残しが停滞しやすいことがあげられます。
磨き残しが停滞しやすいということは⤵️のように虫歯になることも。
さらに親知らずの虫歯が手前の歯に広がり、図のような深い位置に虫歯ができることもあります。
もしこのような虫歯の広がり方をした場合、手前の歯は残していくことができず抜歯となる可能性でてきます。
他にはよく見られるケースとして磨き残しが停滞することで⤵️
歯茎が炎症を起こし痛みがでることがあります。
このような状態は長期的にみると、プラークが停滞し続けることでその部分が歯周病が進行し、親知らずの手前の歯を支える骨が少なくなくしてしまう原因となってしまいます。
このように色々トラブルを起こす親知らず。
引き続き、抜いた方がいい親知らず、抜かないでも良い親知らず、どうやって磨くのかなどを次回以降にご紹介していきます。
医療法人 上野芝はやし歯科
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