「食べるのに時間がかかる」
「うまく飲み込めない」
「いつも口がぽかんと開いている」
「発音が気になる」
お子さんにこのような様子はありませんか?
子どものお口は、成長とともに「食べる」「話す」などのさまざまな機能を身につけていきます。
その発達が年齢に応じて十分に獲得できていない状態を「口腔機能発達不全症」といいます。日本小児歯科学会も、食べる・話す・呼吸を助けるといったお口の働きが年齢相応に発達していない状態として説明しています。
口腔機能発達不全症は、明らかな先天性疾患などがない子どもにおいて、食べる機能や話す機能などのお口の機能が十分に発達していない、または正常に機能を獲得できていない状態です。
一つの症状だけで判断するものではなく、年齢や成長の段階を考えながら、お口の状態や食べ方、舌や唇の動きなどを確認していきます。
日本歯科医学会でも「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」が示されています。
お子さんによって現れ方はさまざまですが、
・食べるのが極端に早い、または時間がかかる
・食べ物をうまく噛めない
・丸飲みすることが多い
・飲み込むのに時間がかかる
・食事中に食べ物をこぼす
・いつも口がぽかんと開いている
・舌の使い方に癖がある
・発音や話し方が気になる
・いびきをかく
などが、口腔機能を確認するきっかけになることがあります。日本小児歯科学会でも、食べ方、話し方、口呼吸、いびき、舌の使い方などが具体例として挙げられています。
ただし、このような様子が一つあるだけで口腔機能発達不全症と決まるわけではありません。
子どもは成長するなかで、食べ物を口に取り込む、噛む、飲み込む、舌や唇を動かす、言葉を発するといった機能を少しずつ身につけていきます。
発達のスピードには個人差があります。
そのため、大切なのは「できないこと」だけを見るのではなく、お子さんの年齢や成長段階に応じて、お口の機能がどのように発達しているかを確認することです。
原因や状態は一人ひとり異なるため、お子さんのお口の状態や食べ方などを確認したうえで、その子に合った対応を考えます。
必要に応じて、食べ方や舌・唇などの使い方を確認し、適切な口腔機能を身につけるためのトレーニングなどを行います。
なお、口腔機能発達不全症の治療は歯並びを整えるための矯正治療そのものではありません。
日本小児歯科学会も2026年に、口腔機能発達不全症の治療は「食べる・話す」などの基本的なお口の機能の向上を目的とするものであり、矯正治療とは区別して考えることを案内しています。
舌の裏側にある「舌小帯」の付着状態が、舌の動きに関係している場合もあります。
ただし、舌小帯の形だけを見て、すぐに切除が必要と判断するものではありません。
舌の動きや食べる・話すといった機能への影響を確認したうえで、必要な対応を検討します。日本小児歯科学会も舌小帯切除について見解を公表しています。
「周りの子と食べ方が違う気がする」「いつも口が開いている」「舌や発音が気になる」など、お子さんのお口について気になることがあれば、一度歯科医院で相談してみましょう。
成長の途中だからこそ、お口の状態だけでなく、食べ方や舌・唇の使い方などを継続して見ていくことが大切です。
上野芝・津久野周辺でお子さんのお口の発達について気になることがありましたら、堺市西区の上野芝はやし歯科までご相談ください。小児歯科として、お子さんの成長に合わせてお口の状態を確認していきます。

| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ★ | / |
| 14:30~18:30 | ● | ● | ● | ● | ● | / | / |
★=9:00-14:00 【休診】土曜午後、日曜、祝日
※各種保険取扱い
〒593-8308 堺市西区神野町2-21-22
パルファン神野1F