自家歯牙移植とは、保存が難しくなった歯を抜歯した部分などに、ご自身の親知らずなどの歯を移植する治療方法です。
すべての症例で行えるわけではなく、移植する歯の状態や大きさ、移植先の骨の状態などを確認したうえで適応を判断します。
今回は、歯根が破折して保存が難しくなった左下の奥歯を抜歯し、左上の親知らずを移植した症例をご紹介します。
【主訴】
左下の奥歯が痛い。
【治療内容】
歯根が破折していた左下6番を抜歯し、左上の親知らず(8番)を左下6番部へ移植しました。
移植後は一定期間固定し、歯の状態を確認しながら根管治療を行い、最終的に被せ物による治療を行いました。
【治療期間・回数】
3か月・12回
【費用】
抜歯・自家歯牙移植・根管治療・補綴治療:保険診療
(患者さんの自己負担額は、保険の負担割合や治療内容によって異なります)
【主なリスク・副作用】
移植した歯が生着しない場合があります。
術後に歯根吸収が起こる可能性があります。
術後に痛みや腫れ、出血などがみられることがあります。
また、移植した歯の状態によっては、根管治療などの追加処置が必要になる場合があります。
初診時、左下6番の歯根が破折しており、保存が難しい状態でした。
そこで、左下6番を抜歯し、左上の親知らず(8番)を左下6番部へ移植する自家歯牙移植を行いました。
左上の親知らずを抜歯し、左下6番を抜歯した部分へ移植しました。
自家歯牙移植では、移植する歯の状態や大きさ、移植先の状態などを確認したうえで適応を判断します。
移植後は、移植した歯が安定するよう一定期間固定しました。
その後、移植した歯の状態を確認しながら根管治療を行いました。
根管治療後、移植した歯の状態を確認し、最終的に被せ物による治療を行いました。
治療後も、移植した歯や周囲組織の状態を確認するため、定期的な検診とメンテナンスを行っています。
※治療結果や治療後の経過には個人差があります。すべての方に同じ治療結果が得られるわけではありません。
自家歯牙移植は、歯を失った場合の治療方法の一つです。
ご自身の親知らずなどを利用できる場合がありますが、すべての方に適応できる治療ではありません。移植する歯の状態や大きさ、移植先の骨の状態などを確認したうえで、治療が可能かどうかを判断します。
また、移植後も長く歯を使っていくためには、定期的な検診や日々のセルフケアが大切です。
上野芝はやし歯科では、歯を失った場合や保存が難しい歯について、お口の状態を確認したうえで治療方法をご提案しています。
自家歯牙移植のほか、ブリッジ、入れ歯、インプラントなど、それぞれの治療方法には適応や特徴があります。
「歯を残せないと言われた」「抜歯後の治療方法について相談したい」などのお悩みがありましたら、ご相談ください。

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