歯医者さんで「初期虫歯ですね」「今はまだ治療の必要はないので様子を見ましょう」と言われたことはないですか?
ただし患者さんご自身ではその見極めが難しく、「歯の色が変わってるけどこのままでいいの?」「本当に大丈夫?」など心配になる場合もあるかもしれません。
当院では見極めが難しい初期虫歯を正確に診断するために「ダイアグノデント」というレーザー虫歯探知器を導入しています。
今日は歯を予防していく上で欠かせない存在となっている「ダイアグノデント」という医療機器についてご紹介します。

「ダイアグノデント」とは虫歯の進行具合を調べる医療機器で、レーザー光を歯の虫歯が疑わしい所に照射して、その反射を読み取ることで虫歯がどれくらい進行しているのかを数値化する機器です。

測定値
0~12 健康な歯質
13~24 初期の脱灰(フッ素塗布などの局所的措置による再石灰化を期待)
25以上 強い脱灰(低侵襲的な修復処置を開始する必要あり)
こちらの機器を使用するメリットは、「本当に削る必要がある虫歯なのか?」「様子を見ていいのか?」を勘に頼るのではなく科学的な客観的データーとして調べることができることが大きいです。
検査そのものに痛みはありません。
ダイアグノデントで使用されるのは赤いレーザー光である可視光線です。検査自体は数秒で終わります。
初期虫歯であれば「歯の色が変わっているから」といって削る必要がないことも多いです。本当に削る必要があるのか、経過観察で大丈夫なレベルなのかの虫歯の進行状況を客観的に調べることができます。
光を歯に当てて数秒で確認できますので、低年齢で動いてしまってレントゲンがとれないお子様や、妊娠中でレントゲン撮影を避けたい方などでも使用することができます。
ダイアグノデントの数値を知ることで、どれくらいのレベルの初期虫歯であるかを把握できます。
・削らないで経過観察で大丈夫な状態であることが分かれば、今以上進行しないようにフッ素塗布やブラッシング指導による「再石灰化」を目指して予防していくことを目指せます。
・もし虫歯治療が必要な状態になってしまった場合、治療介入が必要なすぐの段階で治療を行うことで最小限の侵襲で治療を終えることができます。
歯を予防していく上で欠かせない存在になっている「ダイアグノデント」。
すごく有用ではあるのですが、実際には私どもはこのダイアグノデントの数値だけで全てを決めている訳ではありません。
拡大鏡を用いた高倍率下での視診、レントゲン写真、ダイアグノデントの数値、口腔内清掃状態、お家でのフッ化物の使用状況などを総合的に判断して、経過観察をご提案したり、必要な場合は早期治療をお話しています。
「虫歯の治療が必要かハッキリさせたい」 「黒くなってるように見えるけど様子をみて大丈夫かな?」「削らないといけないレベルなのかな?」もし分からなければお気軽にご相談下さい。

医療法人 上野芝はやし歯科

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