過剰歯とは、通常の本数よりも多く存在する歯のことです。
過剰歯はさまざまな場所にみられますが、特に上の前歯の中央付近にみられることがあります。
過剰歯が見つかったからといって、すべての場合ですぐに抜歯が必要になるわけではありません。
過剰歯の向きや位置、周囲の永久歯への影響などを確認し、抜歯するか経過観察するかを判断します。
今回は、過剰歯の中でも「順生過剰歯」と「逆生過剰歯」の違いや治療についてご紹介します。
通常、永久歯は親知らずを除いて28本あります。
それよりも多く形成された歯を「過剰歯」といいます。
過剰歯は歯ぐきの中や顎の骨の中に埋まったままになっていることもあり、レントゲン撮影によって見つかる場合があります。
特に上の前歯付近にできる過剰歯は、永久歯が生えてくるのを妨げたり、歯並びに影響したりすることがあります。
順生過剰歯とは、通常の歯と同じように、歯の頭が口の中の方向を向いている過剰歯です。

過剰歯の位置や周囲の歯への影響などによっては、すぐに抜歯せず、経過をみる場合もあります。
また、口の中に生えてきてから抜歯を検討する場合もあります。

ただし、永久歯が生えてくるのを妨げている場合や、歯並びなどに影響している場合には、状態に応じて抜歯を検討します。
逆生過剰歯とは、通常の歯とは反対方向を向いている過剰歯です。

逆生過剰歯は口の中へ自然に生えてきにくく、顎の骨の中に埋まった状態で見つかることがあります。
その位置や向きによっては、永久歯が生えてくるのを妨げたり、歯並びに影響したりすることがあります。
また、成長に伴って過剰歯の位置が変化する場合もあるため、周囲の永久歯との位置関係を確認することが大切です。参考:J-STAGE「上顎正中埋伏過剰歯に関する研究」
過剰歯が見つかっても、すべての場合で抜歯が必要になるわけではありません。
永久歯の萌出や歯並びなどに影響している場合には抜歯を検討しますが、周囲の歯に影響がなく、経過観察を行う場合もあります。
抜歯する場合も、過剰歯の位置や向き、永久歯との位置関係、お子さんの年齢や成長などを考慮して、適切な時期を検討します。
歯ぐきや顎の骨の中に埋まっている過剰歯を抜歯する場合には、過剰歯と周囲の永久歯との位置関係を確認しながら治療を行います。
過剰歯の位置や深さなどによっては、通常の抜歯よりも処置が複雑になる場合があります。
また、お子さんの年齢や過剰歯の状態などによっては、設備の整った医療機関をご紹介する場合もあります。
過剰歯は、レントゲン撮影をした際に偶然見つかることもあります。
過剰歯があるからといって必ずしもすぐに抜歯するわけではなく、位置や向き、周囲の永久歯への影響などを確認することが大切です。
上野芝はやし歯科では、お口の状態やレントゲン画像などを確認し、必要に応じて経過観察や治療方法についてご説明しています。
お子さんの永久歯がなかなか生えてこない、過剰歯を指摘されたなど、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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