過剰歯とは、通常の本数よりも多く存在する歯のことです。
過剰歯はお口の中に生えてくる場合もありますが、歯ぐきや顎の骨の中に埋まったままになっていることもあります。
生え変わりの時期にレントゲン撮影をした際などに、初めて見つかることもあります。
今回は、過剰歯が周囲の永久歯や歯並びに及ぼす可能性のある影響についてご紹介します。

※上の写真では、前歯2本の裏側に過剰歯がみられます。
過剰歯は上の前歯付近にみられることがあり、その位置によっては周囲の永久歯を押したり、前歯の間に入り込んだりすることがあります。
その結果、前歯の間にすき間ができたり、永久歯の位置がずれたりするなど、歯並びに影響する場合があります。
過剰歯が永久歯の生えてくる道をふさいでいると、本来生えてくるはずの永久歯がなかなか生えてこない場合があります。
左右で永久歯の生え方に大きな差がある場合や、片方の前歯だけなかなか生えてこない場合などは、レントゲン撮影によって歯ぐきや顎の骨の中の状態を確認することがあります。
顎の骨の中にある過剰歯の位置によっては、隣接する永久歯の歯根に影響を及ぼす場合があります。
まれに、周囲の歯の歯根が吸収される「歯根吸収」が起こることもあります。
過剰歯と周囲の永久歯との位置関係を確認しながら、必要に応じて経過をみることが大切です。
顎の骨の中に埋まっている過剰歯の周囲に、嚢胞(のうほう)と呼ばれる袋状の病変ができる場合があります。
すべての過剰歯に起こるわけではありませんが、過剰歯を経過観察する場合には、周囲の状態についても確認していきます。
過剰歯が見つかったからといって、必ずしもすぐに抜歯が必要になるわけではありません。
過剰歯の位置や向き、周囲の永久歯への影響、お子さんの年齢や歯の生え変わりの状態などを確認し、経過観察をする場合と抜歯を検討する場合があります。参考:日本小児歯科学会「過剰歯(余分な歯)」
上野芝はやし歯科では、レントゲン画像やお口の状態を確認しながら、必要に応じて治療方法や経過観察についてご説明しています。
「永久歯がなかなか生えてこない」「左右で歯の生え方が違う」「過剰歯があると言われた」など、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
詳しい治療方法については、こちらの記事でもご紹介しています。

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