【治療中断(抜歯後放置)によるトラブル②】

前回の続きです。

【抜歯後放置】することで起こるその他のトラブルについてご紹介します。

抜歯後、そのまま放置していると…どうなるか?

例えばこのような向かい合わせの歯がなくなった状態を放置するとどうなると思いますか?

下顎の臼歯部歯牙が欠損している状態のイラスト

答えは

失った歯の反対側の歯は、咬み合う歯がないと抜けたスペースに向かって徐々に伸びてきてしまいます。
このように⤵️

対合歯が挺出してきているイラスト

歯が骨の中から抜け出してくるようになるので、歯が支えられる骨の部分が少なくなることでグラグラしてくることもあります。

こうなると下の歯を入れようとしてもスペースがありません。

それだけではなく奥歯の咬み合わせがなくなると前歯に負担がかかるようになり、最終的に

対合歯の挺出と前歯部のフレアアウトがおこっているイラスト

前歯が噛む力に耐えきれずに突出してきてしまいます。

こうなるとかみ合わせも含めた全体の治療が必要となるので元の状態に戻すだけでも非常に時間がかかり大変になります。

治療中の中断は今以上に悪化してしまう可能性があるため、是非治療は最後まで終えるように頑張って頂けたらと思います。

当院では一度治療を中断されてしまった方の治療にも対応しています。

治療中断には様々な事情があると思いますが、今以上悪化させてしまわないよう できるだけ早くご相談下さい。

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【上野芝はやし歯科】堺市西区神野町2-21-22

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